魔法の液体「進化剤」の紹介です。

ランサーEvo7のデータ

この車はハイカムとか入れてるチューニングカーなもんで
アイドリングがけっこうラフなんですよね。

ブルッ、ブルッ、とエンジンが小刻みに振動してます。
それに合わせて排気音もハンチングしているかのように
変動しちゃうもんですから、一見すると
まるで調子の悪い車のように思えちゃいます。

施工を始めると小刻みな振動が減ってきて
エンジンノイズも小さくなってきました。
当然のことながら排気音も変化。

ハンチングのようなブレもほとんど出なくなって
マフラーからの音は一定になりました。


さあ、それではデータです。

まずは排ガスから





CO HC
施工前 1.55〜
0.68%
160〜
50ppm
施工後 0.63〜
0.01%
30〜
0ppm



アイドリングがラフなもんですから
排ガスの数値も安定していないんですよね〜。
回転の上下に合わせて変化しちゃうんです。

高い時と低い時を上下に並べていますが、
この数値の間を行ったり来たり・・・
しかしCO・HCともにかなり減少したのはよくわかります。

施工後の高いほうの数値が
施工前の低いほうの数値と同じくらいにまでなっています。



続いてはコンプレッション!
まず施工前から





そんなに古い車じゃないんでさほどバラつきはありません。
一番高いNo.2シリンダーと一番低いNo.3シリンダーとで
0.04MPa(旧単位でいえば0.4kgf/cm2)の誤差です。




施工後すぐに高知まで遊びに行くということでしたので
測定はその帰りにすることにしました。

そして施工後は・・・





けっこうキレイに揃ってきました。
まあ、元々そんなに誤差はなかったんですが・・・

単位MPa
(kgf/cm2
No.1 No.2 No.3 No.4 誤差
施工前 1.17
(11.9)
1.19
(12.1)
1.15
(11.7)
1.18
(12.0)
0.04
(0.4)
施工後 1.18
(12.0)
1.20
(12.2)
1.18
(12.0)
1.19
(12.1)
0.02
(0.2)


最初の誤差はけっこう少なめだったのですが
施工後はさらに少なくなっています。
この数値ならほとんど誤差なしと言ってもいいレベルですよね。

元々ターボ車は圧縮比が低いんで
そんなに誤差が出ないんじゃないかとは思っていたのですが、
こうやって測るとやっぱりあるもんですね。

まあ、シリンダーとかが摩耗するのは
ターボもNAも一緒ですからね。


ターボでもNAでも
進化剤のスゴサは同じです!!

こうなると圧縮比の高いディーゼルも測ってみたいですね〜。
でもウチのテスターじゃ無理なんですよね。
なんせディーゼルにはプラグが付いていないもんですから・・・