クレスタのプラグ交換とオイル漏れ修理作業の紹介です。

★90クレスタ プラグ交換&オイル漏れ修理★

常連のMさんが乗っているクレスタは珍しい3リッターなんです。
最近ヘッド廻りからのオイル漏れが激しいらしので修理をすることに・・・
プラグも前回交換してからけっこうたつので、一緒に交換することになりました。





マークU・クレスタ系などに搭載されている「JZ」エンジンは
NAだとプラグ交換がとっても面倒なんです。
その理由はと言いますと・・・
スロットルボディがヘッドの上にあるので、そのままだと
プラグを外すことができないんです。





まずはスロットルボディをサージタンクから外します。
スロットルには冷却水も廻っているので、
あらかじめ水を抜いておかなくてはいけません。





スロットルを外すとバッチリ汚れたヘッドカバーが・・・
プラグカバーを外してコードを抜きます。





お〜〜っと、コリャひどい!
プラグの周りにたっぷりとオイルが溜まっています。
ヘッドの外側は漏れたオイルをふき取れるけど、
内側はどうしようも無いですもんねえ。





外したプラグはこのとうり。
たっぷりとオイルに浸かっていたようです。
ちゃんと火花が飛んでいたのかな〜?





今回チョイスしたプラグはNGKの「イリヂウムMAX」
火花が強く、耐久性も良いというスグレモノ。
そのぶんお値段はちょっと高めですが、
標準のプラチナプラグと比べればそう高くも無いですね。
サーキットを走るわけではないので、熱価はそのままです。





ディスビカバーもこのとうり・・・





ほんとうはこうなんですよ!

 



さて問題のヘッドカバーのパッキンです。
新品とくらべるとかなり厚みが違います。
これだけツブれていればオイルが漏れるのもうなづけませよね。
ゴムの硬さもカチカチになってました。
ここまでくるとゴムというよりはプラスチック?って感じですかね。

 



ヘッド周りとカバーを清掃して取付けです。 

 



せっかくきれいにしたヘッドカバーは
スロットルとプラグカバーに隠れてほとんど見えなくなっちゃいますけど・・・
これで当分の間はオイル漏れの心配はありませんね。
まあ、年式が年式だけに他から漏れる可能性はありますが・・・

 
プラグ自体が悪かったからか、オイルに浸かっていたからかはわかりませんが、
この作業後に燃費がムチャクチャ良くなったそうです。
やはり日頃のメンテナンスは重要なんですね。