インプレッサニロールバーを装着した作業の紹介です。

★GDBインプレッサにロールバー装着★

サーキットを走行する時に安全面で
大きな安心感を与えてくれるのがロールバーです。
商品自体はさほど高価な物でもないのですが
取り付け作業が面倒なため工賃はそれなりにお高くなります。
なにしろ安全性にかかわるパーツなものですから
いいかげんな取り付けはできませんからねえ。

今回GDBのインプレッサに7点式ルーフタイプを装着しました。



 

まずはシートを全て取り外します。
本当はセンターコンソールも取り外したほうが
作業はやりやすいですね。
今回は付けたままやりましたけど・・・



 

続いてフロアカーペットをめくっておきます。
カーペットの上から固定するわけにはいきませんからね。



 

サンバイザーも取り外します。
ロールバーを装着するとバイザーは付かなくなるので
ちょっと不便になります。





ロールバーが固定される部分の床面からスタッドボルトが
生えているので予め削り取っておきます。



 

続いて室内での仮組みになるのですが、その前に床面の下準備。
まずは固定部分のアンダーコートをはがします。
床面はプレスで形ができているのでロールバーの底板と形状が合いません。
このまま仮組みしようとするとロールバーが天井につかえたりして
ちゃんとした位置出しができなくなってしまいます。
そこで床面をハンマーで叩くなどして
ロールバー底板の形に合せてやります。



 

下準備ができたら後ろ部分から仮組み。 



 

続いてフロント部分を仮組み。
そういえばロールバーの何点式っていうときに
フロントケージの横バーは数えませんよね。
なんでだろう?
今回の物も横バーは後ろだけ数えて7点式ですもんね。



 

 話しは戻ってお次の作業。
ロールバー固定用の穴位置を床にマーキングします。
フロント・センター・リアの計6箇所をマーキングしたら
仮組みをバラしてロールバーを一旦外にだしてやります。 



 

外に出したロールバーにパットを装着します。
瞬間接着剤をケチらずに使うことが
きれいに仕上げるポイントですかね。
今回は車の色に合せてブルーにしています。



 

マーキングをした位置に固定用の穴をあけます。



 

フロアカーッペトを戻して固定部分に切れ込みを入れます。
底板より若干大きめにきるほうが作業はやりやすいですね。
カーペットの用意ができたら再度ロールバーを室内で組付けます。



 

車輌の外側になるあて板に防水のための
コーキングを塗っておきます。
さっき開けたボルト穴から水が入ってきたら
室内がびしょ濡れになっちゃいますもんね。



 

ボルトをしっかりと締めて固定ができたら
ここにもコーキングを塗っておきます。
ボルトのすき間から水が浸入してしまう
可能性がありますからね。



 

底板の固定が終わったらカーペットの切れ込み部分を
塞ぐようにしてバーだけが出るようにします。



 

リアシートの背もたれ部分はバーに押されるようなかっこうになって
若干変形してしまいます。
元々まったくすき間の無いところにバーがはまるわけですから
仕方の無いことなんですけどね。

 

 

そうそう忘れてました。
固定前にやっておく作業がもうひとつ!!
矢印部分のスイッチは本来左端にあったのですが
バーに隠れて操作できなくなってしまうので
右端に移動しておきました。
このあたりは仮組みの時によ〜くチェックが必要です。

 

 

各ジョイント部分のボルトを締め付けたらパットをかぶせます。

 

 

さあ、これで完成です。
サーキットでの安全面ではもちろん効果的ですが
見た目もかっこよくなりましたよねえ。

室内のドレスアップアイテムとしても
けっこうイケてるんじゃないんでしょうか。

ちょっと速そうにみえるでしょ!