NSX 固定ライトキット装着作業の紹介です。

★GTライトキット装着 作業編★ 



それでは実際の作業をご紹介しましょう。
まずは純正ライト流用時の加工箇所から・・・





矢印の部分が加工をしたところです。
この写真ではちょっとわかりづらいですが・・・





で、アップにするとこんなかんじ。
S社長のアバウトな性格を象徴するように・・・
なんとハンマーでブン殴ってへこましています。
しかもギリギリかわす最低限だけ。
本職に頼めばもっとキレイに加工してくれるでしょうね。





ノーマルと比べてこれくらいのへこみが必要です。
あくまでもこれは最低限ですから、本当はもう少し多めにスペースをとったほうがいいでしょうね。





さあ、いよいよライトキットの取り付けです。
リレーキットはオプション設定になっています。
元々4灯式の車ですので、2灯式のライトを装着するには必需品です。





S社長はカーボン柄をチョイスしました。
他にもメッキやブラックがあります。
純正カラーにも対応してもらえるようです。





レンズユニットはこんなかんじです。
マルチリフレクタータイプを採用していますので
表面にレンズカットはありません。
右側の小さいほうはウインカーです。





レンズユニットの内側です。
リフレクターがコンパクトにまとまっているので、
空きスペースがけっこうあります。





本体の取り付けには後期ライト用の純正ステーが4枚必要になります。
ブラケット 「33124-SL0-A01」が2個。
ブラケットR「33123-SL0-A01」が1個。
ブラケットL「33173-SL0-A01」が1個。
1個あたり¥1400でした。
(注文時には確認のうえ発注してくださいね。)

純正固定ライトの車輌だとこのステーは購入する必要はありません。
(再使用できますから。)





キットに付属のビスでステーを本体に固定します。





車輌への固定は純正穴にボルトオン!





底面の固定はキットに付属のステーを使います。
こちらも車輌側は純正穴が使えます。





とりあえず通常のH4バルブを使ってみました。
目立ちたがりのS社長のことですから
このまま終わるわけありませんけど・・・





リレーキットを接続するために純正の配線を加工して
ギボシを付ける必要があります。





H4バルブでの配光パターンです。
こちらはLoビーム時。





こちらがHiビームです。
Lo・Hiどちらも片側のライトのみの写真です。

で、やはりS社長、このまんまじゃ満足できません!

HIDにするのは当然ながら、「それだけじゃ面白くない!」
ということでスティンガービームを付けることにしました。
スティンガービームとは左右のバルブを交互に点滅させるキットです。
しかもいろんなパターンができるんですね。

ただしスティンガービームはLo・Hi切替タイプのバルブには
対応していないんですよね。
まあ、この車はサーキット専用なので切替が出来なくても問題ないので、
Lo固定のH4タイプにしちゃいました。





ここで問題発生!
ベロフのHIDに対応していると聞いていたのですが
なんとバルブに付いているビスの頭がリフレクターに当たって
奥までちゃんと入りません。
H4の切替タイプだったらOKだったんでしょうかね。

メーカー指定とは違うバルブを使ってるのでしょうがないのかも・・・





リフレクターはプラスチック製なので削ってやりました。
これでバルブの位置もバッチリになりました。





イグナイター等のユニットはライトキットの空きスペースに
キレイに収まっちゃいました。
HID装着時にはいつもこのユニットたちの取り付け場所で苦労しますので、
こんなに収まりがいいとはうれしいかぎりですね。
ライトから出る配線も少なくなりますから、
見た目にもGOODです!





光軸の調整はリフレクターのウラ側でやります。
緑の矢印の先にある蝶ネジで上下方向を調整。
赤の矢印の先にあるボルトを緩めるとステーが動かせるので、
ステーをズラして左右方向を調整します。

このボルトは底面にナットがかかっているので、締めたり緩めたりはけっこうたいへん。
スペースが少ないので工具が入りにくいんですよ。
埋め込みのナットにしてくれれば簡単になるんですけど・・・
GT-ROMさんよろしくお願いしま〜す!





光軸調整が終わったらカバーを取り付けます。
ライト内部に水が入らないようにスポンジで防水されています。

 



HIDユニットがライト内におさまったので配線関係はとってもスッキリ。 

 



やっぱしHIDはかっちょいい〜!。
もちろん明るいですしね。
スティンガービームの点滅がお見せできないのが残念!!
サーキットでは目立つこと間違いなし。

 



で、これがHIDでの配光パターン。
バルブユニットが指定の物と違いますので
若干異なっているかもしれませんので、ご参考までに・・・