NSX ソーサリーリアディフューザー装着作業の紹介です。

★NSXにソーサリーリアディフューザー装着★ 



前回GTウイングを装着して迫力が増したタイプR。
その前に02Rのリアスカートを装着していたのですが
ウイングが迫力満点になったもんで、今度はディフューザーを装着することに。
S社長の「ARfハナテン」号に付けているソーサリー製のディフューザーを
見て「ゼヒこれにしたい!」と、たいそうお気に入り。

ところがソーサリーのディフューザーはソーサリー製のセンター出しマフラーに
合わせて作ってあるので、通常のカタチのマフラーには合わないんです。
「そこを何とか・・・」とのご要望にお応えしてやってみることにしました。
とはいえ加工が前提の取付けになりますので
どういったカタチに仕上がるかはやってみないとわかりません。
「もちろん最善の努力はしますけど・・・」といったかんじで作業開始!





まずは02Rのリアスカートを外します。
装着しているマフラーはタイコが小さめのタイプではありますが
ソーサリーのマフラーとはだいぶ形状が違います。





これはご立派。
カラーの写真付き説明書です。
わりとアバウトな説明書を付けているメーカーが多いなか
これはかなり高評価のポイントですよね。





位置決めの基本となるサイドステーを固定します。





S社長の付けている物からは改良されていて
スライド式のステーで高さが変えられるようになっています。





ディフューザー本体を車両にあてがって干渉する部分をチェック。





まずは左右の出口がディフューザーの「カエシ」部分にバッチリ当たります!
ソーサリーのマフラーではここには何も無いんですから当然ですけどね。





出口の形状に合わせてえぐるとカッコ悪くなると思ったので
「カエシ」部分を全体的に短くすることにしました。





写真ではギリギリに見えますが、けっこうすき間ができました。
これならマフラーが振動しても干渉することはないでしょう。





続いてはタイコ部分の加工です。
まずは干渉する部分にマーキングをします。





マーキングした部分をカットしてタイコの逃げを作ります。

 



穴がなるべく小さくなるようにしたかったので
タイコとのクリアランスはギリギリです。
それでも振動を考えた余裕はもたせましたけどね。

 



かなり小さめのタイコではあるんですが
ディフューザーの下にこれぐらい出てしまいます。
ノーマルと同じぐらいの大きさだったら
とんでもないぐらい出てしまうってことですよね。

 



真下から見るとこんなカンジになっています。
この状態だとタイコがけっこう目立ちますねえ。

 



でも後から見るとさほどでも無いですねえ。
耐熱塗料で黒く塗ってやればほとんどわからないレベルでしょうね。

ソーサリーのマフラーはプレートの下部分に出口がくる構造なので
本来なら「カエシ」が大きく削ってあるのですが
今回は何もこないので特注扱いで塞いでもらいました。

 



ソーサリーディフューザーの一番のポイントはこのカールフィン!
他のメーカーには無いコレをオーナーさんも気に入って
「どうしてもソーサリーが付けたい!!」ってことになったんです。

ディフューザーに穴開けして装着するので
自由に位置決めができるようになっています。
ワイドボディにも対応ってことなんですね。

 



装着完了です。
この高さからだとタイコはほとんど目立ちません。
下に覗き込まないかぎりは見えないでしょうね。

 



やはり純正品には無い迫力ですね。
カールフィンもアクセントとして決まってます!
あれこれ悩んだ結果の作業だったので

この仕上がりにはオーナーさんも満足いただけたようです。

NSX用に限らず、装着不可と思われる商品でも
一度お問合せください。
もしかすると加工で何とかなるかもしれませんョ・・・