S13エンジンマウント交換作業の紹介です。

★S13エンジンマウント交換★

年式が古い車や、走行距離が出ている車に
よくあるトラブルがエンジンマウントです。
気が付かないで乗っている人がけっこう多いのも
このトラブルの特徴のひとつです。
なにしろ少〜しずつヘタりはじめて
少〜しずつクラックが入っていくものですから・・・
マウントが切れても普通どうりに走りますし
車体にガタガタ振動がくるわけでもありませんからね。
正規の状態に比べれば当然ながら
振動も大きいし、音も出ているのですが
毎日少しずつ悪化するので体が変化に慣れてしまって
トラブルに気づかないでいるんですよ。

今回のS13もオーナーさんは気づいていませんでした。
下廻りやエンジン関係を点検していて発見しました。
やはり定期的なチェックは必要ですね!





ご覧のとおりかなりツブれてエンジンが下方向に
ズレてきちゃってます。





オイルパンの位置もけっこう低くなっていて
エンジンメンバーと接触しそう。
 





新品との比較です。 
ゴム部分がツブれて変形しています。





しかもエンジン側の鉄板部分でマウントゴムが
見事に切れちゃってます。
この状態だとエンジンはけっこう揺れてたと思うんですけど
毎日乗っているとわからないもんなんですよねえ。





新品マウントでエンジンの位置も元通りになりました。
これでエンジンの揺れも少なくなったでしょう。





作業前後でエンジンの位置はこんなに変わりました。
矢印部分でオイルパンの位置が上がっているのがわかります。
もう少し下がっていたらオイルパンにキズが入ったり
ヘコんだりしていたかもしれませんね。

マウントに限らずゴム製品は熱に弱いので
発熱量の多いターボ車は特に注意が必要です。
小さな部品の劣化や破損が、大きなトラブルに
つながる場合もありますからね。

気になる部分のチェックや定期的な点検などは
いつでもやってますから、お気軽にご用命くださいね。
簡単な点検は無料ですからご心配なく・・・