32GT-Rにガッチリサポートを装着した作業の紹介です。

★32GT-Rにガッチリサポート装着★

32GT-Rのオーナーさんから「ボディ剛性を上げたいんですけど」
と言う相談がありました。
サーキットなどでハードに走るわけでは無いんだけど
最近どうもボディのヤレが気になりだしたようです。
まあ、もう10年以上たつ車ですから無理ないでしょうね。

溶接などで取付けるパーツは元に戻せないので当然パス!
街乗り専用ですからロールゲージまでは必要無いし
タワーバーやフロアサポートバーは装着済。
「ステアリングのレスポンスも良くしたい」と言う
オーナーの希望もあったのでフロント廻りを強化することに決定!

フロント廻りといえば、ナギサオートの「ガッチリサポート」でしょう。
ボルトオンで取付けできるのでいつでも元に戻せますからね。
(と言っても作業は大変ですが・・・)



 

フェンダー内部に取付けるようになりますので
まずはフェンダーを外さないといけません。
車種によってはそのまま作業できる車もありますけどね。



 

フェンダーを外すにはバンパーも外さないとダメなんで
けっこう大掛かりな仕事になっちゃいます。



 

インナーカバーも取り外します。
フェンダーとフレームのすき間はかなり狭い!
これだとフェンダー付けたままだと無理ですよねえ。





フェンダーが外れた状態です。
これなら広々で作業もラクラクですね。



 

ガッチリサポートの登場です。
前側・後側それぞれ3箇所づつの固定になります。



 

前側の固定はフレームに開いている穴を使います。



 

ナットの付いたプレートを裏からあてて、フレームを挟み込むようにして
ガッチリサポートを固定します。



 

 もう1箇所もフレームの穴を利用します。
同じくプレートを裏からあててフレームを挟み込みます。



 

後側はドアのヒンジの固定ボルトで友締めします。
ボルトを緩めた時にドアの位置がズレないように注意が必要です。



 

固定完了です。
ドア付け根部分のボディとフロントフレームが
その名のとおり「ガッチリ」と固定されました。
あとは取り外したフェンダーやバンパーを
元通りに復元してやれば終了です。



 

装着後のフェンダーの内部です。
フェンダーとガッチリサポートのクリアランスは
かなりキツメですよねえ。
これだとフェンダー付けたままの作業は絶対ムリですね。


商品自体はさほど高価なものではないのですが
作業がわりと大変なので工賃はけっこう高くなります。
自分で作業できる人は安くあがりますけどね・・・