HR31スカイライン 5穴変更作業の紹介です。

★HR31スカイライン5穴変更リア編★


さあ、続いてはリアの作業です。
フロントのようにショック等は交換しなくていいのですが
ハブの抜き換えにけっこう手間がかかります。
ブレーキホースの本数も多いし・・・




ノーマルのブレーキ廻りです。
フロントと違ってリアはNA車でもハブとローターは別体式です。





キャリパーとローターを取り外すとハブが丸見えに。
サイドブレーキはドラム式になっているので、こちらもあらかじめ
取り外しておきます。(ハブを抜く時邪魔になるので・・・)





ドライブシャフトをフランジ部分で切り離します。
 




フランジの奥にあるナットを緩めます。
このナットは取り付け時には新品に交換してやります。





フランジを取り外します。
このフランジはハブのスプラインにはまり込む構造になっています。





続いてハブを抜き取ります。
当然ながらハブもフランジも手では抜けませんよ。





ベアリングはそのままでもいけるのですが、
今回はフロントが新品になるのでリアも交換してやりました。
チューニングのついでにメンテナンスも ってとこですね。





リア用の5穴ハブです。


 


4穴と5穴用の比較です。
四角から円に換わるのでちょっと大きく見えます。





リアもローター径が大きくなりますので、キャリパーと
バックプレートの交換が必要です。
ドラム式のサイドブレーキはハブをはめる前に組み込んでおきます。
ハブの形状が円形に変わるので後からだと作業がとってもやりづらいんですよ。





ローター径の比較です。
フロントより違いが大きいような気がします。





う〜ん、かなりデカイですねえ。
しかもソリッドからベンチレーテッドになるし・・・
フロントもリアもかなりの容量アップです。





ローターをハブにはめこみます。
当然ながらすんなり装着できます。





キャリパーブラケットの比較です。
ローターサイズが大きくなるのでブラケットを固定するボルト穴と
キャリパーを固定する穴の間隔が違います。





キャリパー本体の比較です。
ベンチレーテッドになってローターの厚みが厚くなるので
キャリパーもひとまわり大きく・ゴツめになっています。
リアキャリパーも新品にしたかったのですが・・・
部品を注文しようとしたら
なんと
生産中止!

もうそんな年式なんですねえ・・・

そこでR31ハウスさんから中古品を分けてもらって
それをオーバーホールして使用しました。
柴田店長、いろいろお世話になりました。





ブレーキホースももちろん新品です!





HR31の場合、リアのブレーキホースはキャリパー側だけでなく
アームの奥のほうにも付いているんです。
ここだけそのままってわけにもいかないので交換しました。
これもメンテナンスの部類ですかね。





リアのパットも当然エンドレス
ブルーのパットが目立ちます!?





以上で作業終了です!
これで最新の流行ホイールも選びたい放題ですね。さあ、どんなホイールにするか楽しみですね。

結果的にブレーキも大容量になって言うことナシ!
予算はけっこうかかりますがNA車のチューニングとしては
おもしろいんじゃないでしょうか。
見た目と性能アップが同時にできますからね!