ワゴンRにビッグキャリパーを装着した作業の紹介です。

★ワゴンRにビッグキャリパー装着★

常連のO君のワゴンRはタービン交換等いろいろ
やってあって、けっこうパワーが出ています。
最近ブレーキの効き具合に不満があるようです。
「じゃあ、パットを換えてみようか。」という事になり
あれこれ検討していたのですが、いっそのこと
キャリパーごとグレードアップしようかということに・・・
チョイスしたのはプロジェクトμのキャリパーキットです。





ノーマルのブレーキです。
普通に走るだけならこれでもパットさえ交換すれば
充分に止まってくれるんですが・・・





ビッグキャリパーになるとホイールとキャリパーが
干渉してしまうので、スペーサーを使ってホイールを
外に逃がしてやらないといけません。
でも、スペーサーを挟むとボルトの長さが足らなくなり
ナットのかかりが少なくなってしまいます。





そこでロングボルトに交換してやります。





ロングボルトを使えばスペーサーを挟んでも
充分な長さが確保できます。





ホイールを外に逃がしてやると、どうしてもフェンダーから
タイヤがはみ出してしまいます。
解決策としてショックのボルトをキャンバーボルトに交換して
ネガキャンをつけてタイヤを寝かせます。
もちろんアライメント調整が必要になりますよ。
調整してやらないと、タイヤの磨耗がすごいことに・・・





これがキット一式です。
ローター・キャリパー・パットにブレーキホースが
セットになっています。





アルマイト仕上げの色がとってもキレイなキャリパーです。
対抗ピストンの2POTです。
いかにも効きそうなキャリパーですよね。





左がキットのローターで、右が純正です。
ローター径はムチャクチャ大きくなります。
こんだけデカけりゃよく止まるでしょうねえ。





ローターとバックプレートは充分な間隔があり
無加工でも干渉はしませんでした。





キャリパーを装着して完成です。
う〜んカッコイイですねえ。





ブレーキホースは専用品なんですが、純正とは長さが
違うので取り回しには注意しないといけません。





ホイールも装着してみました。
CE28Nはスポークが細いので、ローター・キャリパーが
よく見えてとってもレーシーですよね。
ブロンズカラーのホイールとキャリパーの色の
コントラストもイイ感じです!





ホイールとキャリパーのすき間もバッチリで
干渉はありません。
まさに計算通りってかんじですかね。





やっぱりワゴンRにこんなキャリパーが付いていたら
人目を引きますよね。
「タダ者じゃないな!」と思われるのも、オーナーの
快感なんでしょう。
実際ワゴンRでここまでブレーキをグレードアップする人は
かなりの少数派でしょうから。

効き具合のインプレッションですが。
バツグンによく止まるそうです。
「もう、ノーマルとは比べもんにならんワ!」とオーナーさん。
パワーアップに負けないブレーキ性能になって
安心して走れるようになりました。
でも、過信は事故のもとですよ!
気をつけてくださいね。