スズキTwinのドレスアップの紹介です。

★スズキTwinのドレスアップ★

2人乗りのシティコミューターとして2003年に
スズキからデビューしたのがTwinです。
100万円を超えるKカーが氾濫しているなかで
ベースグレードとなる「ガソリンA」はなんと
新車価格が
49万円!でした。

そのかわりキーレスやパワステ等の装備はもちろん
エアコンすら付いていないグレードでしたけど・・・
もちろん5速マニュアルミッション!
 これがATになると、エアコンをはじめとした快適装備が
プラスされて84万円というごく普通のお値段でしたが。

その昔、初代アルトがたしか47万円ぐらいだったと思うんですが
20年以上前と同じ価格帯っていうのはある意味驚きですね。
まあ、初代アルトもシガライターとか付いていない
 スーパーケチケチ仕様でしたけどね。

普通車でいえばKP61スターレットに69万8千円って
グレードがあったような・・・
「バイトで買えるスターレット!」ってCMをしてました。
 こちらもケチケチ仕様でしたが、それでも一応1300ccの
普通車ですから驚き価格ですよね。

と、話しがそれたのでTwinに戻してっと・・・

ファミリーで使うわけにはいきませんが
チョンガ〜の通勤快速にはもってこいのクルマですね。
ハイブリッド車の設定もありましたが、ガソリン車でも
 マニュアルなら燃費が26km/L!
残念ながらすでに生産中止になってしまいましたが
ガソリンが高騰している今でこそ欲しい車ですよね。

装備はショボイですがスタイルはけっこうイケてます。
まるで「鳥山 明」のマンガに出てきそうなファニ〜フェイス。
むさくるしいオッサンには似合わないという声も聞こえますが・・・
 そのファニ〜フェイスをドレスアップでさらに磨きをかけてやりました。
ちなみにオーナーはオッサンです!
むさくるしいかどうかのコメントは差し控えさせていただきます・・・





これがノーマルのTwinです。
さすが低価格車だけあって、驚くほどのチープさ漂う外観です。
今時珍しい無塗装のバンパーに鉄ホイール!
商用車のカロバン並みのルックスですね。
せっかくのファニ〜フェイスも貧乏臭さで台無しですね。
せめてホイールキャップぐらいは・・・と思っちゃいます。





バンパーとフェンダーをボディ同色に塗装して
ホイールをインチアップすれば、ほらこんなに変わりました。
もちろんローダウンもドレスアップには欠かせません。
ノーマルのチープさは微塵も無くなりましたョ!
ファニ〜フェイスがいっそう引き立ちますね。





リアビューもとってもキュートです。
ほんとにマンガに出てきそうなルックスです。
でも乗るのはオッサンなんですけど・・・





組み合わせるタイヤはなんと「ポテンザ RE01」!
「Twinごときにそんなハイグリップ履かさんでも・・・」と言われそうですが
オーナーのコンセプトがスポーツ仕様なものですから。
じつはキュートなルックスに似合わずけっこう走るんですよ、これが。

なにしろ車重がアルトに比べて100kgぐらい
ワゴンRとだと200kg以上軽いんです。
しかも5速マニュアルですからねえ。

燃費の良さも車重の軽さが大きく影響しているんでしょうね。
だってエンジンはアルトやワゴンRと同じなんですから・・・





足回りは車高調でローダウン。
豪勢に全長調整式を装着しました。





走り仕様に欠かせないのがバケットシート。
「レカロ SP−GV」をチョイスしました。
ゴールドカラーがまぶしい限定品の「ウイニングロケット」!
ベースフレームのメーカーに問合せたら
車体との干渉が大きくて取付け不可といわれましたが
お得意の加工取付けでバッチリ決まりました。
シートポジションが前のほうだとシフトがバックに
入れにくいのですが、普通の体格の人ならOKでしょう。





運転席だけレカロじゃカッコワルイので助手席にも付けちゃいました。
こちらはリクライニングのできるSR−Vです。
せっかく外観を仕上げたんだからインテリアにもこだわらなきゃね。





シートとシートの間隔が狭いので、ある意味異様なルックスですねえ。 

 



後からの見た目はもっとスゴイです。
2シーターなのでシートのすぐ後にリアウインドゥがあるんです。
「RECARO」の刺繍が丸見えで迫力満点!
キュートなルックスとこの迫力がミスマッチでえ〜かんじに仕上がってます。

 



インテリアはシートだけじゃありません。
ハンドルはもちろんのことメーターも装着しています。
その他ナビやETCまでも・・・

 



メーターは向かって左より
タコメーター・水温計・油圧計・油温計の順番です。
メーカーはもちろん「Defi」のリンクメーター!


Twinはセンターメーター式なので
ハンドル前のダッシュボードに「ここにメーター付けてネ!」って
かんじのスペースがあるんですよねえ。
メーター固定用の板はオーナーの手作りです。


いかがですか、チープな外観の低価格車でも
効率よく手を加えればこんなに生れ変わります。

 
Twin以外でも不人気の下位グレードを安く買って

自分好みに仕上げていくっていうのもアリなんじゃないかな。
クルマが安い分思い切ってアレコレできちゃうよ!

下位グレードって装備が省かれているので
車重が軽かったりするから、走り仕様にもイイんじゃない?

このTwinのオーナーさんも密かにターボエンジンへの
換装を企んだりしてます・・・
軽いクルマだからNAでもけっこう走るのに
ターボエンジンに載せかえれば、ブーストアップとかしなくっても
かなり速いクルマになるでしょうね。


タービン1個でも「ツインターボ」ってか?・・・ スイマセン・・・
その時には又ご報告します。 
お楽しみに〜〜!