カプチーノにスポーツ触媒を装着した作業の紹介です。

★カプチーノにスポーツ触媒装着★

普通車のターボ車だとスポーツ触媒は定番の
チューニングアイテムになって来ています。
ところがKカー用を出しているメーカーが今まで無かったので
普通車のように交換することができませんでした。
マフラーやタービンを交換した車でも
触媒はノーマルのままというサミシー状態だったんです。
Kカーパーツ専門メーカーの「オートジュエル」から
業界初(らしい・・・)のKカー用スポーツ触媒が発売されました。



 

商品名は「N1メタルキャタライザー」
ステンレス製なので見た目もGOOD!



 

遮熱板やガスケット・ボルト等も付属しています。
欲を言えばタービンとの間のガスケットも
セットにしてほしかったですねえ。

さあ、それでは作業開始です。



 

まずはマフラーのフロントパイプを外します。



 

触媒とエンジンが補強ステーで固定されていますので
このステーも取り外します。



 

触媒をタービンに固定してあるボルトは4本あるのですが
そのうちの1本が遮熱板に隠れてみえません。
(矢印の先に隠れています。)
スペースが狭くて工具が入らないので
遮熱板を外してやることにしました。



 

これが隠れていたボルトです。
この状態でもスペースの関係で緩めるのは
けっこう面倒です。



 

例のボルトさえ緩めれれば、後はわりとすんなり
触媒は外れてくれます。
(ボルトが焼きついていたりすると別ですが・・・)



 

O2センサーと排気温センサーを純正触媒から取り外して
スポーツ触媒に付け替えます。





純正触媒はけっこう排気効率が悪そうですねえ。
かなり盛り上がった部分があってストレートに
排気が抜けてくれそうにありません。
これは作業性を考慮して各ボルト部分に工具が
入るようにしてあるためで、しようが無い部分かもしれませんが・・・





こちらがスポーツ触媒です。
途中に変な盛り上がりもなく、ストレートに排気が
抜けるような構造になっています。



 

純正の触媒は4本ともボルトで固定するようになっていました。
しかしこの方法だとあらかじめガスケットを
引っ掛けておくことができないので苦労します。
このキットでは1本をスタッドボルトに交換することで
作業性が良くなるようにしています。
説明書では下側の穴をスタッドにするよう指示がありましたが
触媒側のスペースが狭く、工具が入りそうになかったので
上の穴に変更しておきました。



 

矢印の先の部分にボルトが隠れています。
タービンからのパイプ部分と触媒本体の膨らみに挟まれて
と〜っても工具が入り難いんです。
そんな所をスタッドボルトにしていたら絶対締めれないですよね。
なにしろキャップボルトでもかなり苦労したぐらいですから・・・



 

遮熱板やステーを取り付ければ触媒本体の
固定は完了です。
センサーのカプラーも忘れずに。



 

あとはマフラーのフロントパイプを固定すれば
作業は全て終了です。
エンジンを掛けてみて排気漏れが無ければOK!

純正品に比べれば、触媒自体の抜けもいいでしょうし
パイプの形状等の面でもかなり効率が上がっているでしょうね。
ブーストの立ち上がりなどに差が出てくるんじゃないでしょうか。

パワーアップのアイテムが限られているKカーには
なかなかイケてるパーツだと思いますよ!
もちろん車検対応で地球にもやさしいしネ。