FD3S  大容量デフカバー 装着作業の紹介です。

★FD3S 大容量デフカバー装着★

走行会でも常連のケンシさんのFD。
FR車の必須アイテムであるLSDは当然ながら装着しています。
当店では定評のある「OSスーパーロックLSD」です!
このLSDは他メーカー品に見られるような低速時の
「バキバキ」音がほとんどしないんです。

ところが最近ケンシ号はサーキット走行をすると
かなり激しく「バキバキ」音が出だしたんです。
元々ケンシ号はオーダー時点でイニシャルトルクを上げてあったのですが
今まではサーキットを走っても音は出ていませんでした。
まあ、LSDを装着した頃に比べるとかなりタイムがアップしてるので
デフオイルの温度が上がってしまってるんでしょうね。

 そこでデフオイルの油温対策です。
デフオイル自体を粘度の高い物(値段も高い・・・)に換えるだけでは
ちょっと不安ということで、デフカバーを大容量の物にすることに!
オイルの容量が増えれば温度が上がりにくくなるので
「バキバキ」音も出なくなるでしょうね!
しかも高級オイルを使うことですし・・・

チョイスしたのはトラストのデフカバー。
デフオイルの容量が1リッター程多くなるようです。
元々デフは容量が少ないですから1リッターの違いは大きいでしょうね!

さあ作業開始です。




まずはオイルを抜きます。
けっこうな温度になっていたためかけっこう変色してますねえ。

デフキャリアを降ろしてやらないと取り外しできないかなと
思っていましたが、なんとかそのままでいけそうです。

 




これが大容量デフカバーです。
下側のドレンボルト部分がかなり出っ張っていますねえ。

 




デフオイルクーラーを取付けるための穴が開いていますが
今回は装着しないので付属のボルトでメクラをします。

 




純正のプレートを移植してやります。

 




ブリーダープラグも移植しておきます。

 




純正品との比較です。
こうやって並べるとかなり出っ張っているのがわかります。

 




ウラ側の比較です。
純正品には無いバッフルプレートが付属しています。
オイルの片寄りを防ぐには必要ですよね。
なにしろ奥行きがかなりありますから・・・

 




今回オイルが変わるので古いオイルをふき取っておきます。
せっかく高いオイルを入れるのに古いオイルが混ざって
性能が低下したらイヤですからね。
と言っても全部ふき取ることはできませんが・・・

 




今回使うオイルはOS技研の「OS−250R」!
スーパーロックLSD専用に開発されたオイルだから相性もバッチリでしょうね。
粘度も今までが140のシングルでしたからかなり上がります。

 





装着完了の大容量デフカバー。
車に付いた状態で見るとより一層出っ張り具合が目立ちます。

 





ノーマルと比べれば見た目の違いは一目瞭然。
かなりの容量アップになっていますよねえ。


オイルもグレードアップしたし、容量も大幅アップになったので
これで「バキバキ」音ともオサラバですね!

あとはオイルがどれくらい持ってくれるか・・・
なにしろ今まで使ってたオイルに比べてかなり高価ですし
オイル容量も増えていますからねえ。