M3仕様 チューニングの紹介です。

★M3仕様 チューニング編★

328Ciがクーペだとはいえ、AT車でサーキットを
走っている人は少数派ではないかと思います。
当店ではサーキット走行会を主催していますので
スタッフは必然的に走るようになるんです。
(無理に走らなくてもいいんですが、お客さんとの話題作りのためにも・・・)

外観をM3仕様にしているからには、「タイムもそれなりに」
ということでチューニングも進んでいきました。
とは言え走行会は年に2回、そんなにコテコテにはできません。
ほとんどが街中での使用になりますから街乗り重視で
サーキットでも不満の出ないチューニングになっています。  

「サーキットは走らないから」という人でも
セッティングを変えてやれば対応できる内容のチューニングです。





まずはチューニングの定番マフラーです。
「アーキュレー」の保安基準適合品です。
品質のクオリティもとても高い製品で
音量もさほど大きくなくえ〜かんじの音ですね。
ストリート用としてはオススメです。
サーキットを走る時にはもっと抜けのいい爆音マフラーに交換します。

 



この車はマフラーの装着方法が差し込みタイプになっています。
この方法だと1回きりの交換だと問題ないのですが
頻繁に脱着をすると差込部分が変形したりするんです。
そこで国産車と同じようにフランジを付けてみました。
これで交換作業はラクラクです。
(しょっちゅう交換しない人には無意味な加工ですが・・・)
サーキット用なので「抜け」を重視して
サブタイコの前から交換できるようにしてあります。





続いては足回り。
当店オススメ「オーリンズ車高調」です。
E46用はオーリンズのカタログモデルとしては設定がないため
特注でワンオフ製作してもらいました。
組み合わせたスプリングは「スイフト」製です。
車高調整用のネジ位置の関係で
スタビリンクの加工が必要になります。





アッパーマウントは「プロジェクトμ」。
サーキットを走るのでもちろんピロアッパーです。
アッパー部分で車高が調整できるスグレモノだったのですが
残念ながら廃版になってしまったようです。





リアのショックも当然オーリンズ!
スプリングの長さに合わせて寸法をオーダーできるのですが
この車の場合、極端に短くするのはマズイようです。





純正のリアスプリングは樽型の形状をしているのですが
ノーマル形状だとサーキットの対応するほどの高いバネレートを
設定してあるメーカーが無いんです。
そこでバネレートが自由に選べる直巻きスプリングに交換。
もちろんそのままでは装着できませんので上下に専用のマウントを作ってやりました。
上側のマウントは車高の調整ができるようにネジ式です。
スプリングはフロントに合わせてスイフトをチョイス。





タワーバーも外せないポイントですね。
性能面だけでなくエンジンルームの
ドレスアップにも一役買っていますよね。





「オートリファイン」のカーボンタイプ。
カーボン柄がとってもレーシーですね。





スタビライザーも前後交換してあります。
スタビといえばやっぱしオートリファイン(arc)。
性能・耐久性などの信頼性もNo1のパイプスタビです。



 

もちろんブレーキもやってますよ!
ローターは純正形状のスリット入りにしてあります。
パットは街乗りとサーキットで2種類を使い分けています。
純正パットはダストがスゴくてホイールがすぐ汚れるので
普段はダストの少ないタイプを使っています。

おおまかなチューニングは以上です。
他にも細かいところをチョコチョコやっています。
 

サーキット対応とはいえ基本的な内容は
ストリート用も同じです。
バネレートなどのセッティングを変更してやれば
街乗りでも十分使えます。