318ti ノロジーホットワイヤー装着作業の紹介です。

★E46コンパクト318ti ノロジーホットワイヤー装着★

国産車と違って輸入車のチューニングアイテムは
あまり発売されていません。
マフラーあたりは定番の商品なんですが
そこから先が極端に少なくなるんです。
あったとしてもチューナーズブランドの製品で
べらぼうな価格だったりするんですよねえ。

今回のオーナーさんもそんな悩みを抱える一人。
あまり高価だと手が出ないし、効果の無い物は付けたくないし・・・
「高価」と「効果」でなやんでいました。  

どちらにしてもNAエンジンなんで、ターボのような大幅なパワーアップは
望めませんから、フィーリング重視のチューニングをすることに。
と、なれば吸排気系と点火系ですよね。

そこで今回「ノロジーホットワイヤー」をチョイス。
火花を強くしてトルクアップとフィーリングアップの
一石二鳥を狙ってみました。
国産車では定評のある商品ですので
輸入車にもきっと効果があるでしょう!





きっちりとカバーで隠されたエンジンルーム。
最近は国産車でもこういったカバーが付いている車種が増えました。
配線や配管が見えなくなってすっきりするし
タペットカバー等の塗装も適当にしてても目立たないし・・・
メーカーにとってはイイことだらけなのかもしれませんね。

 



エンジン上部のカバーとラジエター後ろのカバーを外します。
エンジンの後方部はボディに潜り込むようになっているので
取り外すのにちょっと手間がかかります。





このエンジンはダイレクトイグニッションになっているので
プラグコードは付いていません。
カプラーを抜いてイグニッションコイルを外します。





取り外したコイルはエンジン前方に移設するので
付属の専用ステーを装着しておきます。





点火系のチューニングですから
プラグも新品に交換しておきます。





ここでノロジーホットワイヤーの登場です。
順番を間違えないよう注意しながらはめていきます。





これがノロジーの最大の特徴。
プラグコードから出ているアース線をヘッドの金属部分に固定します。
こうすることでプラグコードにコンデンサー効果がおきて
プラグの火花が強くなるようです。





イグニッションコイルを移設するので配線も取り回しを
変えてやらないといけません。





取り回しを決めてコルゲートチューブを巻きます。
熱や接触によるコードの破損を防ぐためです。



 

エンジン前部に移設したコイルに
プラグコードを接続します。





ノーマルにはプラグコードがありませんでしたので
カバー部分にもコードが通るスペースがありません。
現物合わせでカバーをカットしてスペースを作ってやります。





カバーを装着するとせっかくの赤いコードも
ほとんど見えなくなっちゃいましたね。

肝心の効果のほどはと言いますと・・・
トルクも確実にアップしており
高回転での伸びも良くなったようです。

オーナーさんも大満足。

効果的なアイテムが少ない輸入車ですから
これはオススメですね。