AZ−1のPCD変換作業の紹介です。

★PCD変換 114.3→100★

AZ1のホイールPCDは「114.3」です。
最近の車はほとんどがPCDは
「100」になっているので
114.3対応のホイールが少なくなってきました。
中古のホイールでもなかなか無いし・・・
そこでハブごと交換してPCD100にすることにしました。
AZ1はマツダの車ですが、中身はスズキなんです。
そんなわけでアルトあたりのパーツが流用できるんです。
純正部品ですから強度の面でも安心です。


パーツが揃ったところで作業開始です。





まずはハブをナックルごと取り外します。
この写真はフロント側ですので、ドライブシャフトの
かわりにセンターシャフトなる物がハブにはまっています。
ナットを緩めてこのシャフトを外します。





続いてナックルからハブと
ブレーキローターを取り外します。
写真ではすでにハブとローターを分離してありますが、
実際の作業では一体で抜けてきます。





次にナックルからベアリングを抜き取ります。
ベアリングは当然ながら新品交換です。





ナックルは再使用しますので
新品ベアリングを圧入しておきます。





新旧ハブの比較です。
PCDが100に変わるだけでなく、
ボルトのサイズもM10からM12になりますので、
強度アップにもなりますねえ。





AZ1のノーマルはブレーキローターを
ハブの裏側から固定する構造になっていました。
これだとローター交換の度にハブを抜かなくてはならないので
非常にめんどくさい!!





変更後は普通どうり表からローターをかぶせるタイプに
なりますので作業効率もアップですね。





ハブをナックルにはめ込みます。





センターシャフトをナットで締め付けます。
このナットも新品交換が必要です。
(緩み止めのロックをするようになってるので)





ナックルを車に取り付けて
ローター・パット・キャリパーを取り付ければ完了です。

PCDが100になったことで、最新の軽量ホイールも
選びたいほうだいになりました。
ボルトの強度も上がって、ハードな走行をする人には
一石二鳥!!
 
そろそろハブベアリングにガタがきているAZ1オーナーさん
メンテナンスも兼ねていかがですか?
ただし今履いているホイールがマルチピッチじゃなかったら
使えなくなりますけど・・・