AE86 大容量オルタ&リビルトセル装着作業の紹介です。

★大容量オルタ&リビルトセル装着★


ハチロクも発売から30年ちかくなりましたので
各部にガタやトラブルが頻発するようになっちゃってます。
まあ、これは古い車の宿命ですが・・・

特に電装系はけっこう泣きどころになってます。
ヘタをするとエンジンが掛らなくなることも・・・
そんな事にならないためにも、早めの対処が肝心です。
エンジンの電装系で重要なポイントとなる
オルタネーターとセルモーターの作業を紹介します。


まずはオルタネーター!
夜間の走行中に信号で止まった時、
エンジン回転の上下に合わせるように
ライトが明るくなったり、暗くなったりしていませんか?

そんな症状が出ている車はオルタネーターが弱ってます。
内部の抵抗が大きくなって発電量が落ちているんです。
そのまま放っておくとバッテリーが上がってしまうこともあります。
車は電気無しでは走れませんので重要なポイントです。

でも、どうせ換えるなら容量アップしたいな〜。
なんて思っちゃうのは人情、じゃなくて悪い癖!?(笑
当然のように大容量に交換しました!!

今回チョイスしたのはブラックオルタネーター!
容量アップのオルタとしては定番の商品ですね。

 





ノーマルとの比較です。
どっちがノーマルか?なんて事は言わなくてもわかりますよね。
ボディーの大きさはほとんど変わりませんね。

赤いプーリーがワンポイントになっててカッコイイ。

 





装着した状態です。
エンジンの下のほうに付いているもんですから
赤いプーリー以外は目立ちません。

 





オルタとバッテリーを繋いでいる配線も
けっこうクタビレ気味でしたので、8ゲージのコードで強化しました。
いくら発電量がアップしても肝心のバッテリーまで
ちゃんと届かないと意味ありませんからね。

 

続いてはセルモーター(スターター)

 





こちらは強化品ではなく、普通のリビルト品です。
今回のハチロクは寒冷地仕様なんです。
そのため元々リダクションタイプのセルモーターが付いているんです。

ノーマルタイプに比べてパワーがありますので、
わざわざ強化品にする必要もないかと。
めちゃくちゃハイコンプ仕様にするのなら話は変わりますが、
今のところその予定もありませんので・・・

それに今回はセルが回りにくいって事じゃあないんです。
通常エンジンを掛ける時キーを「ON」から「ST」にひねるとセルが回ります。
そしてエンジンが掛ったらキーを戻すと
(放すと勝手に戻りますよね)セルも止まるんですが・・・

この車はキーを戻してもセルが回りっぱなしになるんです。
もちろんキーは放すと勝手に戻ってます。
キュン、キュン、キュン→ブォ〜〜ン→キュン、キュン、キュン
てなカンジの音が出てるんです。
おそらくセル内部がおかしくなっていて
リングギアに噛み合ったまま引きずられているんだと思われます。

 





リビルト品っていうのは消耗部品とかを交換して
オーバーホールをした、いわゆる中古再生品のことなんです。
とはいえ、専門のメーカーの製品になりますので、
全く心配はいらないんですよ。

ご覧のようにギアも新品に換わっています。
もちろん内部のベアリングやブラシ等も新品になってます。
リビルト品っていうのはセルモーター以外にも
タービンやエアコンのコンプレッサー、ドライブシャフト等イロイロあります。
もちろんオルタネーターもね。

 





装着した状態です。
ほとんど遮熱板に隠れちゃってて見えませんが・・・
問題の症状はきれいさっぱり消えました!
さらに寒い朝の始動にも心配なくなりましたよね。
50端子のリレー加工をすれば、もう完璧になっちゃいますね!