レンズリフレッシュ
スペシャルVer

黄ばみがひどく重症の場合は
通常バージョンだと落としきれないことがあります。
(初期型ヴィッツ等によく見られるまっ黄、黄の状態です。)

そういった重症のライトに対応する作業です。

薬剤を使うのではなく、
ペーパーで表面の劣化部分を削り落とします。

通常バージョンよりも時間と手間が掛かりますので、
料金も高めの設定となります。


 

作業工程をご紹介します。

平成11年式ですので、ごらんのように黄ばんでいます。

 

アップで見ると透明度が無くなってるのがよくわかります。
横のコーナーレンズとの違いは一目瞭然!

 

HIDを装着しているのですが、このレンズじゃあ台無しですね・・・

それでは作業に取り掛かります。

 

まずコーナーレンズやグリルなどの取り外せる物を
外して、バンパーやフェンダーなどをマスキングしておきます。

 

続いて「ペーパー掛け」作業です。
この写真は表面の黄ばみが削られていく途中の状態です。
削りカスが出てきて「
黄色い汁」になってます。

 

最初の 「ペーパー掛け」で黄ばみは落ちましたが、
全体的に白っぽい状態になっています。
ここから段々とペーパーの目を細かくしていって、透明度を上げていきます。

ペーパーは全部で6種類使います。
(つまりペーパー掛けだけで6工程ってことです。)
ここで手を抜くとキレイな仕上がりになりません。

 

どうですか、だいぶ透明度が出てきたでしょ!

ここから仕上げの工程に入ります。

 

ポリッシャーの登場です!
レンズ表面を磨いてやって透明度を上げます。
ポリッシャーも「
磨き」と「仕上げ」の2工程行います。

 

洗浄液で表面の油分などを拭き取ります。

 

磨き工程の終了です。
かなりキレイになりましたよねえ〜。

 

最後の仕上げ「コーティング」工程です。

今までにも「磨き」の商品はあったのですが
作業直後はキレイになっても、すぐ元に戻っていたんです。
今回の作業はこのコーティングを施すことで
最長1年間の維持効果があるんです。
(使用状態によって期間は異なります。)

 

いかがですか、バッチリ蘇ったカリブ号です。
めったに洗車はしないんですが、ライトがキレイだと
全体的にキレイになったように見えますね。

作業時間は1時間半〜2時間ぐらいですが、
コーティングの乾燥に時間が掛かるため、
5〜6時間はお預かりするようになります。

(ライトの大きさ・形状によって作業時間は異なります。)

 

アップで比べてみると違いがよくわかります。
いや〜こんなに黄ばんでたの?と、あらためて思います。

 

う〜ん、クルマ全体がキレイになったように見えますねえ。

 

ライトを点けた状態の比較です。
ボンヤリとした施工前に比べて、施工後は
リフレクターまではっきりと見えます。

 

こちらの比較でも違いが明らかですねえ。
全体的にぼやけていた状態から
光軸がくっきりとした状態に変化しています。
光の広がりもかなり幅広くなっているのがわかります。

実際に走行してみると、ライトが照らす範囲が
広がっているように感じましたよ。


車検場にあるライトテスターを使用して
光量のテストも実施しました。
上の写真はHID使用のものですが、データが一般的になるように
ノーマルのハロゲンバルブを使用して測ってみました。

施工前
15、200カンデラ

これは車検に合格するギリギリの数値です。

ケルビン数の高い白色系バルブは
ノーマルバルブより光量が出にくいとも言われますので、
(車検の合否に詳しいテストセンターのおっちゃん情報です。)
そういったバルブだと不合格になるかも・・・

 

施工後
24、900カンデラ

なんと1万カンデラ近く光量が上がりました!
これならどんなバルブを使っていても
光量で不合格になることはありませんね。

それにしてもここまで光量が変わるとは思いませんでした。
そういえば、 HIDを使った上の写真はデジカメの「
AUTO」で
撮ったのですが、光量が増えた施工後は「
絞り」を
自動調節してくれたようで、廻りが暗く写ってますよねえ。

 

さて、気になる肝心のお値段ですが・・・

左右で¥8、000〜(税別)
という価格設定にしております。

カリブクラスのライトならこの価格でOKです。
あとはライトの大きさ・形状(作業のしやすい形かどうか)
・黄ばみ具合などによって価格が変わります。

 

*ご注意

上記の光量テストはあくまでも一例です。
普通に考えれば光量が上がることは間違いありませんが
1万カンデラアップを保証するものではありません。

スペシャルVerはペーパーで表面を削るため、
細かい切削の目が残ります。
黄ばみが極端にヒドイ場合以外は、
通常バージョンを推称します。
(透明度が落ちるため)

レンズの透明度は新品に比べると劣ります。

レンズの状態によっては左右で仕上がりに差が出る場合があります。

コーティング効果はあくまでも最長1年間となっております。
(1年間の効果持続を保証するものではありません。)

 

*ヘッドライトの形状・レンズの状態によっては
作業をお断りする場合があります。

*コーティング保護のため、作業後24時間は
洗車をしないでください。
レンズ表面もあまり触らないでください。

*雨天時の作業の場合、乾燥に時間が掛りますので、
長めにお車をお預かりするようになります。

 

テールレンズの施工も可能ですが、
凹凸があったり、メーカーの刻印があったりして
ヘッドライトのようにキレイに施工できない場合があります。

 

*施工例と参考価格

(同一車種でも汚れの状態等により価格が異なる場合があります。)